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焼肉食べ放題の一日

毎年7月4日は写真のようにクックアウトデーです。焼肉食べ放題の一日_b0188828_16822100.jpg主催者はEmmanuel Baptish Church +で教会の裏の駐車場に仮のテントを建てて行われました。クックアウトというのは、つい最近、派遣切りで行く場もお金も失って路頭に困っている人のために、自治体が行った年末の無料炊き出しに似ています。それにキリスト教の精神が加味され、この独立記念日にアメリカの建国精神焼肉食べ放題の一日_b0188828_15582437.jpg(人種、民族、文化、宗教を超えて神の元に一つの家族)を基に、近所の皆さん一緒にBBQを食べてこの記念日をお祝いしましょうということで、もう7年前からこのイベントが行われてます。

お肉とかグリルは教会の方から負担し、私たちは労力負担です。当日食べに来る人は、BBQを食べたらもう用済みという具合にさっさと帰りますが、準備する方は前日から、お肉のプリクックしないといけないし、テントの準備とか、オーディオのセットアップとか色々あって、ほぼ丸2日間費やせねばならないです。焼肉食べ放題の一日_b0188828_14431852.jpg“せっかくの休日の独立記念日なのに、何処にも行けねえどころか、ゆっくり休みも取れねー!”と皆さんのブーブーの声が聞こえてもいいのに、聞こえないのは流石ですね。伊達にアメリカ滞在長くないですね。

うちの奥さんが、息子のWAITのパーフォーマンスをしている姿を一度も見たことがないというので、一緒に行きました。ちょっと会場に規定の時間より遅れて着いたので、主催者や市長の挨拶も既に終わっていて、もう皆さん食べまくっていました。でも、パーフォーマンスの最中、うちの息子は何処にいたのやら、色々と写真を一生懸命撮っていたけど、中には写ってませんでした。引っ込み思案の性格で、親に似て影が薄いです。もっと自己主張せんと生きていけんよ!このアメリカでは。

その後は、色んな人が飛び込みで自我流のダンスを披露したり、カラオケ大会に延々と変身したり。かといえば、このときばかりと肉を食らって食らってばかりの肉食獣もいました。年に一回の無料パーティーの一日でした。
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帰り際に、奥さんがいった一言。“アメリカにも貧しい人は沢山入るけど、それでも豊かな方。明日をも生きられない人がいるアフリカの為にやった方がいいのでは?”に答えがでないかった。ここの牧師さんは、地元の人の為に、このイベントをやりたいからね。


焼肉食べ放題の一日_b0188828_0361066.jpgこのイベント終了後、仲の良い3家庭が、月曜日から三日間の休暇を取って、ケープゴットのBrewsterという町にあるNickerson State Park にキャンプ参り。「みんなでわいわいと遠出に行くのも良いけれど、親しい家族と行くのもまた格別。近くのパークの池に行ったり、遠浅の海辺で海水浴を楽しんだり、沈むゆく夕日を見ながらロマンチッくな雰囲気に浸り、夜はキャンプファイアを囲んで、バーベキューを食べながらのカラオケ大会で楽しいひと時を過ごしてきました」と言ってました。私は美味しい話を聞いただけ。アメリカ人はドライだからあっさりと有給を取って何処かに遊びに行くけど、日本人は人が働いているときに休みを取るというのは、中々抵抗があります。そう思うのは、休みを取る人のほうだけ、働いている人は “彼、いないなー”くらいの感覚しかありません。日本人特有の自意識過剰の世界かもね。

マサチューセッツにもう長いこと住んでいるけど、一度もいったことがないケープゴット。ケープゴットに何度も行ったことがあるお友達から、ケープゴットは良いよ、良いよと何度も聞かされています。何かしら、チェリシュの「なのに貴方は京都へ行くの」を思い出しました。“♪なのに貴方はケープゴットへ行くの~~ケープゴットの街はそれほど良いの~”。でも何時か行こうと思いながら、ニューヨークに10年も住んでいても、結局ほとんど何処もいけずじまいだったなあ。思い立ったら吉日の精神にせねば。
by nhajime3 | 2009-07-12 01:36 | 地域活動
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