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明六ツの医者通い

「朝が来るから目覚めるのではない。目覚める時が朝である」というようなフレーズがドラマ相棒でありました。もう充電したから、目覚める時かもしれないです。

草木も眠る丑三つ時に怪しく光る孤島の診療所(Fallon Clinic)。確かにこの辺の田舎住民を統括するたった一つの診療所。来る人もお爺ちゃん、お婆ちゃんが多い診療所。何時もはここのドクターからお灸をすえられるてます。バイタミンDは毎日一錠、検便(すいません汚い話で)の検査はラボラトリーに送ったかという催促の手紙まで来て攻められています。でも、今日の診察はここではなく、市内の検査施設に朝8時半のアポで、得意の寝ぼけ眼で行ってきました。写真ありません。流石に撮れないです。
明六ツの医者通い_b0188828_11552687.jpg
今日の診断メニューはこれです。医療ドラマの定番の腹部超音波検査です。何故この検査が必要なのか知っている人は知っているし、知らない人は当たり前のように知らないです。これで異常が見つかると、GOT・GPT、γ-GTPをはじめとする血液生化学検査や腹部CT検査、腹部血管造影などの画像診断、組織の一部を採取して生検(肝生検・膵生検)や細胞診断を行なったり、肝臓・胆道・膵臓の腫瘍マーカー(AFP、PIVKA-Ⅱ、CA19-9、PSTI)検査などをおこない診断を確定させるという次のステップに移ります。


ここで、ワンポイント講座として、超音波検査とは?
明六ツの医者通い_b0188828_1283098.jpg超音波は人間の耳には聞こえない高い周波数の音波で、一定方向に強く放射され直進性が高いという性質があります。これを利用して腹部に超音波を発信し、そこから返ってくるエコー(反射波)を受信し、コンピュータ処理で画像化して診断するのが腹部超音波検査(腹部エコー)です。

組織の組成によってそれぞれ基本的なパターンがありますが、腫瘍、ポリープ、炎症、結石などは周囲の正常な組織と組成が異なるため、超音波画像では、正常な組織との境界にコントラストが生じます。そのコントラストから、医師は異常が生じていることを見つけ出すのです。
2009 病院の検査の基礎知識

超音波検査は初めてだと思っていたけど、奥さんが言うことにはもう既に何回か受けてるとの事。全然記憶にありませんでした。診察台のベットの上で、検査員から右向いて息止めて、左向いて息止めてと言われ明六ツの医者通い_b0188828_12383845.jpgながら、ゼリーを塗ったお腹の上を探触子(プローブ)が縦横無人に走ります。そぐ傍のモニターに映る自分のお腹の画像を眺めながら、赤ちゃんはいないなあと暢気に見てました。その検査員はまだ新米だったのでしょう。途中、部屋を抜けてドクターを連れてきて一緒に診断してました。おの診察データを電子カルテに入力するにも彼女は一苦労。パスワードが分からず、病院のメインサーバーにアクセスできずに電話を掛け捲り、その間、咳をゴホゴホしてました。"病院関係者よ、マスクをしておくれ。新型ウィルスが移るかもしれないじゃないか。"

数時間後にはもうドクターオフィスから次の診断MRIのアポは四ヵ月後。日付が決まったら電話しますといってました。普通は六ヵ月後なのに四ヵ月後とは早いです。何かがあるのやら...?
by nhajime3 | 2009-11-15 11:44 | 生活一般
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