マサチューセッツ州では19日、民主党のテッド・ケネディ米上院議員の死去に伴う補欠選挙の投票がありました。共和党のスコット・ブラウン同州議会上院議員と民主党のマーサ・コークリー同州司法長官の一騎打ちとなり、選挙結果は共和党のスコット・ブラウン同州上院議員が僅差ながら当選確実となりました。その結果、民主党はケネディ氏が46年間余り維持してきた議席を失うとともに、共和党による議事妨害を阻止するため必要な安定多数上院(定数100で共和党の議事妨害を阻止できる安定多数の60議席)を割り込み、オバマ大統領が最重要懸案に掲げる医療保険制度改革法案の成立が困難になるのは確実となりました。
でも私と奥さんはグリーンカードを保有しているけど、市民権がないので投票権もないから指を銜えて見てました。陪審員としてで呼び出されることもないし、税金も保険料もアメリカ市民と同じ割合で取られるけど、国政に参加することもできないし、何か裁判沙汰や事故補償時にはアメリカ市民の方が優遇されるし、なんか義務として取られるだけ取られて、何の権利も与えられていない軽い存在だなあと感じます。 まー、ともあれ、そんな世情の中で奥さんと息子の半年毎の歯医者の定期検診に行ってきました。アメリカの医療費はべら棒に高いです。それをドクターも知ってか知らずか早期発見、早期治療に一生懸命です。まあ医療に対する考えが根本的に違います。歯が痛くなったら歯医者にいく、病気になったら病院にいくという日本的な考えではなく、歯が痛くなる前に、病気になる前に自分の健康は自分で守るのが当たり前だとみんなが思ってます。とても自己責任が問われる国柄ですから周りがなんとかしてくるという日本的甘えが通じません。でも虫歯が在る人、病気がちな人が住むにはこの国は地獄かもしれないです。虫歯一本治すのに下手な中古車が買える位、治療費が高いので虫歯治療の為に航空券を買って日本に帰国して治療する人も少なくないし、国境を越えてメキシコで治療したという人もいますね。その方が、安くついてしまうから恐ろしいですけど、その代わりアメリカの歯医者の腕は、料金が高い分、日本の何倍もいいです。喩えて言えば日本の美容院とアメリカの散髪屋ほどに出来上がりの綺麗さが違うみたいですね。そういえば韓国に住んでいる友達も韓国に歯科治療保険がないのかわからないけど、わざわざ日本まできて歯医者通いしていると言ってましたね。こんな酷い医療制度のなのに共和党は何故反対するのかよう分からんです。医療関連業界から政治献金を沢山もらっているから、彼らの既成利権を擁護しているのか、自分の事は自分でという独立主義濃厚な社会風潮が社会主義を嫌悪するのかもしれないです。 検査の結果は、息子に虫歯一本発見で、2週間後にまた通院します。歯が痛くなっても予約制だからその間我慢しないといけないというのもまた辛いですね。
by nhajime3
| 2010-01-21 02:08
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