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審判の日

このJudgement Dayのことで最近まで欧米が騒いでいたそうです。日本の友達に電話したときも、友達もそれらしいことを言ってはいたのですけど何のことやら分らずにいました。でも、前日に道端の大看板にJudgement Dayは明日と書いてました。Judgement Dayと聞いて一番最初に浮かんだのが、最近隠し子の存在を告知して離婚の審判を食らったターミネーターの主人公、アーノルド・シュワルツェネッガー氏です。俳優休業宣言を出したから、”I will be back” の雄姿見るのはちょっと難しいのかなあ?

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2011年5月21日は最後の審判の日
審判の日_b0188828_4281146.jpg米国人の約4割は、キリストの再臨を信じていると言われている。カリフォルニア州のキリスト教ラジオ局は、聖書から計算しこの5月21日を「最後の審判の日」と主張、昨年から全米ツワーで人々に知らせてきた。21日、キリストは天から降臨され、真の信者はキリストとともに天へ昇り、そうでない者は地上に取り残され、5か月後の地球破滅まで地獄の苦しみを味わうという。

その最後の審判の日の聖書的根拠となっているのが次の二つの聖句です。

テサロニケ人への手紙 4:16,17
主ご自身が天使のかしらの声と神のラッパの鳴り響くうちに、合図の声で、天から下ってこられる。その時、キリストにあって死んだ人々が、まず最初によみがえり、それから生き残っているわたしたちが、彼らと共に雲に包まれて引き上げられ、空中で主に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう。

ヨハネの黙示録 9:5
彼らは、人間を殺すことはしないで、五か月のあいだ苦しめることだけが許された。彼らの与える苦痛は、人がさそりにさされる時のような苦痛であった。


審判の日_b0188828_3234171.jpg今までも何回も審判の日というのがありました。この説の提唱者であるハロルド・キャンピングは、かつて1994年9月6日に携挙が起こるとしていましたが、信者数十人と共にAlamedaの復員軍人記念ビル内に集まって天を仰いで待っていましたが、結局は何も起こりませんでした。でも、今回は必ず起きるであろうと確信してますが?

と書いても日本人にはピーンとこない話題です。今日、息子をキャンプか場か迎えにいく時、空を見上げている人はいないだろうか?、お墓の土中から手を出して起き上がろうとする人はいないだろうかと見てましたが、流石にいませんでした。でも、キリスト教圏の国では「審判の日」に死者がよみがえると信じられているから土葬が好まれています。最近の経済不況の煽りを受けて土葬の高い埋葬費用や環境汚染などが問題となっていすけど。そういう課題を解決するような新しいタイプの「ターミネーター式埋葬方」が宗教上の問題を解決し、環境にやさしい埋葬方法として注目されているそうです。一見、死者の尊厳性の欠片も見受けることができないほどドライな方式ですけど。
by nhajime3 | 2011-05-21 01:31 | 社会情勢
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