Walk for the Homelessは、全長3マイル(5キロ弱)コースを歩くチャリティーウォーク。参加費用(寄付金)をリストラやその他の原因で家を失った人がもう一度家を持てるようサポートするイベントです。同じような名前で全米各地で行われてます。
その背後には、『We dream of a community in which everyone has a home』というキング牧師の描いた夢があります。 今年で26回目。 最初は1985年に行われ、100人の参加者で $8,200の収益。 去年は1,100以上が参加し、$120,000の収益を上げました。! 午後1時から参加者の受付が始まり、午後2時からウォークが始まりました。 Rain or Shineがモットーで、雨が降ろうと、雹が降ろうと、嵐が来ようと決行です。 前日の天気予報は、当日は一日中雨、そして午後からは雷という溜息がでそうな予想。 でもアメリカの天気予報は当たらないから外れるのでは思って朝を迎えたら、既に雨降り。 この雨の中を、合羽を被り、傘を差して、写真撮影をするのか? ガーンという心境。 でも子供らには雨が降ろうが関係ない。見知ぬ叔父さんとフリスビーで遊んでいました。 大人は大変。雨降りでもパフォーマンスをするから音響器具が濡れないよう一細工。最終的にはスピーカーの上に傘を差しました。 ゴミ袋を使った簡易合羽(パンチョ)。裃を着けた武士が歩いてくるみたいで面白かった。 かと言えばミッキーマウスの黄色い雨合羽を着た高校生らしき二人連れ。 この雨降り、流石に今年は参加者すくないだろうと思っていたら、2時前に続々と傘を差しながら、愛犬の散歩を兼ねてどんどん集まりだしました。 ウォークが始まる前に、私らは交通整理とコース案内。真直ぐなコースでないから案内する人が必要です。 ウォーク目のパーフォーマンス。バックのダンス音楽は『Standing in the rain』で正にその通り。雨に打たれながら観衆も見てました。 カウント10ダウンをして、ウォークが開始です。でも、今年は国家斉唱がなかったです。どんな小さなイベントでも必ず歌われるのに、雨で忘れたのかもしれないです。 行進が過ぎ去った後で、一人車椅子で参加する人。例年なら3,4人参加するみたいですが、今年は一人。しかし、山あり谷ありの斜面が多いコースで健康な人も歩くのに一苦労するのに、果たして車椅子であの坂を登れるだろうか...? さて、若い兄ちゃんたちは、パーフォーマンス舞台の後片付けをして悠々と出発かと思いきや、いきなり走り出す。 コースの道案内のボランティアです。 途中途中に中継所?、休息所?があります。喉が渇いた人には水を、トイレが必要な人には臨時の宿もあります。 YAHの団体サインの後に来た、今年のトップランナーでなくウォーカーは、驚くなかれこの人でした。悠々自適に闊歩闊歩と歩いていきました。 しかし、そのノンビリト歩いていく亀さんを追撃する狩人部隊が直ぐ後を疾走する。亀さんは果たして逃げ切れたでしょうか? 私らはもう走れません。日頃、スクールバスで歩くことも少ないので体力がありません。亀になります。 と思ったら、ミス.マサチューセッツとミス.ロードアイランド(隣下の州)の二人が悠々と歩いてきました。 歩き疲れて腹が減ったので、アメリカ定番のホットドックとハンバーガーに食らい尽きます。雨が降ったけど面白かったわ! その傍で、このイベントに参加した人間様とペット様。なんか飼い主とペットという感じではなく、不思議な愛情みたいな、信頼みたいな空気が二人の間を流れていました。家族なんだと思わせる1コマでした。
by nhajime3
| 2011-05-25 02:35
| 地域活動
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