礼拝のある大学キャンパスで見かけたTobacco Freeのサイン。 この大学でも9月から大学キャンパス内は、全面的に禁煙になるみたいです。 そもそも統計的に喫煙を始める年齢というのが18歳、大学に入る年齢辺りが一番多いみたいです。 この運動は世界でも少しずつ広まっていて、健康志向の高いアメリカが一番進んでいますが、まだまだ世界的に見て動きがとろいみたいです。アジアでキャンパス禁煙を実施してるのは、フィリピンのカソリックの大学、そして中国の北京大学のみです。 喫煙してても、その障害は長い間出てこないけど、30年位してからその影響が一挙に現れてくるみたいです。ただ肺機能というのは一旦その機能が低下したら二度と元に戻ることはないみたいです。中国の復旦大学の研究グループは、PM2.5を吸い込んだラットの肺がわずか6日で真っ黒になるという研究結果を発表。このグループによると、「いったん肺が真っ黒になったら、どんな治療を施しても回復はほぼ不可能」とのことでした。 うちの会社の同僚も長い間、喫煙してて肺に穴が空いて手術しました、その定期的に胸にチューブを刺して空気を抜く胸腔ドレナージの治療をしてました。笑いながら、今回もいってきたよと言うから、大した病気ではないのかと楽観してたら、遂にドクターストップが掛かって、もう会社に来ることもできなくなりました。その後、色々とタバコと肺関係の病気を調べてみたら、タバコの悪影響というのは凄いことになってました。 COPD(慢性閉塞性肺疾患) 従来、「肺気腫」および「慢性気管支炎」と呼ばれていた病気を統合した言葉で、その両方の特徴を持っています。肺胞が破壊されると、息がスムースに出なくなり、酸素の取り込みがうまくいかなくなり、動いた時に息苦しくなります。比較的太い気管支の炎症が慢性的に生じると、咳嗽・喀痰がでてきます。 千葉大学大学院医学研究院(呼吸器内科学) 肺線維症 肺胞の壁(間質)に線維組織が増えて厚くなり、硬く縮んでしまうため、肺で酸素を取り入れたり、二酸化炭素を排出するガス交換がうまくできなくなったりする病気です。 在宅酸素療法.com 自然気胸 肺は、胸膜という膜に覆われています。胸膜には2種類あります。1つ目は、肺の表面を覆っている臓側胸膜で、もう一つは、胸郭(キョウカク)の内面を覆っている壁側胸膜です。2枚の胸膜の間には、胸膜腔という狭いすき間があります。自然気胸という病気は、臓側胸膜に孔(アナ)が開いて、肺から漏れ出た空気が胸膜腔に溜まってしまう病気です。 咳痰.com(http://sekitann.com/byouki_shizenkikyou.html) 自然気胸の原因となるブラやブレブとは、気管支の末梢にある「肺胞」にできる風船のような膨らんだ組織のことです。このブラやブレブができる仕組みは次のように考えられています。 つまり、呼吸によって吸い込まれた空気は、気管支を通り抜け、最終的には肺胞に行きつきます。肺胞は毛細血管に取り込まれていて、ここで空気中の酸素と血液中の二酸化炭素のガス交換が行われるのです。そして、ガス交換を終えた空気は、再び気管支を通り、呼気として体外へと吐き出されます。 しかしながら、何らかの理由で、肺胞の入り口付近(気管支の末端)に炎症などが起きて、そこが狭くなり、肺胞内の空気が吐き出されなくなることがあります。呼吸を繰り返すうちに、こうした肺胞に空気が溜まり、肺胞の内圧が高まります。そうすると、隣り合う肺胞と肺胞の仕切り壁が壊れて、プックリと風船状に膨らみます。こうして「ブラ」ができるのではないかと考えています。ブラが臓側胸膜にまで達しているものをブレブと言います。ブラやブレブの中の圧力が高まると、その圧力によって、臓側胸膜に孔(アナ)が開きます。その孔から空気が漏れて、胸膜腔に溜まるのです。その胸膜腔内に溜まった空気を抜くのに、胸腔ドレナージという 治療を行います。これは、胸腔内にドレーン(チューブ)をいれ、溜まった空気を体外に抜きながら、肺に開いた穴が自然に塞がるのを待ちます。
by nhajime3
| 2014-05-24 03:32
| 社会情勢
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