最近、馬鹿な事一杯書いているけど、根は真面目です。ただ、人を笑わしてあげたいというサービス精神が旺盛で、時々というか大いに脱線します。そんな脱線気味の私は、NHKスペシャルが好きで、昔から見ていました。民放と違って、スポンサーの御機嫌伺いする必要もないから、非常に公平な視点から論議されているドキュメント番組が特に好みです。最近、時間を見つけて、タイトルにもある「揺れる大国 プーチンのロシア」の番組4本を見ました。この町にも、戦争避難民として逃げてきたベトナム人や内戦で明け暮れて国家が疲弊しアメリカまで出稼ぎに来ている東欧のアルバニア人が会社に沢山働いているから他人事ではないですね。
アルバニア人の友達。この町に来 て初めてアルバニアという国の存在 を知りました。世界は広いです。 ≫プーチンのリスト ~強まる国家資本主義~ ≫失われし人々の祈り ~膨張するロシア正教~ ≫離反か 従属か ~グルジアの苦悩~ ≫プーチンの子どもたち ~復活する“軍事大国”~ その中にあるのは、強い国家への再生プランとして、軍事強国化への邁進、その中核思想として「愛国教育」の徹底化。これと同じような内容を今年の5.4運動記念日の日に、中国首脳が「愛国教育」の必要性を説いていました。表向きは立派なことを言っているけど、肝心な点は、これらの運動の原動力となっているのが、国家プライドを踏みにじったきた欧米に対する復讐心があるから性質が悪いです。ただ、軍事力や経済力で相手方を押さえ込んでも、畏怖されることはあっても、尊敬を勝ち取ることは永遠になく、時が着たら大きなしっぺ返しが来ることは歴史が教えてくれています。日本は仇討ち奨励の国でした。今は刑法上不可能になっていますが、“恨み晴らさで置くべきか?”とい言葉があるくらいですから、未だに「必殺仕置き人」の登場が喝采の的になっているのも頷けます。 アメリカは愛国心が強い国です。今日も車で走っていたら、バイクの後ろにアメリカ国旗を立てて走っていました。そこまでやるのかと思い、写真を撮りたかったけど、生憎カメラが手元にありませんでした。別にアメリカでは愛国教育なんかしませんが、過去の色々な歴史的経歴上、アメリカが自国の兵士を犠牲にしても相手国の為に尽くしてきた血の代償をみんな知っているから、自然と自分の国を誇れる心情的土壌ができているのだと思います。それが歴史的に相手国を侵略と搾取を繰り返してきたロシアと中国が改めて愛国教育をしなければならない大きな違いかもしれません。
by nhajime3
| 2009-06-14 14:13
| 社会情勢
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