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夏場の八甲田山の彷徨?

スキーリフト山頂への徒歩
今日のメイン.ディッシュは滅多に乗ることはないだろうというスキーリフトに乗ること。寒がりの私は、冬はひ夏場の八甲田山の彷徨?_b0188828_1145268.jpgたすら閉じこもる狸に専念しています。朝起きて、フロントで尋ねたら、“もうリフトは開いてるし、たった5分のとこにありますよ。”と聞いて、みんな意気揚々と出かけました。でも歩いて見て、遠いこと、遠いこと、車で5分の間違いだった。息を切らし、途中のゴルフ場、テニス場を後にして、リフトのオフィスに9時ごろ着いたら、10時開店ですよとあっさりとしたもん。なんだと溜息ついて、近くやっているのテニスの試合を10時まで見てました。やっと時間になり、リフトの搭乗券の発行にまた手間取り、もう沢山の人が列を成して待ってました。

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夏場の八甲田山の彷徨?_b0188828_12304126.jpg片道だけの搭乗券(行きは山頂までの歩き、帰りはリフト)というチャレンジルートと簡単な山歩きの地図を貰っていざ出陣。最初は車が通る舗装道、途中から山道に入り、道標を見つけ現在位置を確認して獣道みたいな林道に針路変更。しかし、この地図は実際の地形と尺度があっていない、細かい道が書いていない。本来登っていくはずの道なのに、途中からどんどん下り道になり、道を間違えたかとみんな不安げに。引き返したほうが無難では、でも、行けるところまで行くかと覚悟を決める。まるで八甲田山の鳴澤の渓谷に踏み込んだ気分でした。行けでも行けでもゴールが見えてこない。途中には大きな滝があり、子供達は渓流を横切り、滝の近くまでよじ登る。チャレンジ精神満々だけど、見てる方は足を滑らして落ちないかとハラハラ気分。川沿いに進んだら、小さな橋があり、その麓で一服して写真撮影。

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夏場の八甲田山の彷徨?_b0188828_13124536.jpg数日来の雨でぬかるんだ地面に足を取られ、執拗な蚊の追撃に苦しみながらも、暗い林の中を歩き続け、途中では雨に祟られて、この先どうなるか分からない不安を抱えながらの踏破行もついに終わりを告げました。明るく広い道に出くわし、そこに「SNOW's MT. SKI LIFT」はあちらという道標があり、みんなで歓声をあげる。双六のように最初の出発点に戻らずに良かった、良かった。そんな私たちの前に、マウンテン.バイクで頂上から降りてくる人。更に歩くこと数十分、遂に視界にリフトの雄姿が見えた。歩くこと、2時間余りの長い山登りコースでした。
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行きは2時間、帰りはリフトで10分。童謡の反対のフレーズでした。普段歩いていないから、歩きつかれた!ホテルに帰って昼を食べてから、1時間位伸びてました。でも、2時半からみんなで、Town Squareでアイスクリームを食べましょうというスケジュールを思い出して、とことこ歩いていきました。
夏場の八甲田山の彷徨?_b0188828_13451561.jpg夏場の八甲田山の彷徨?_b0188828_13464487.jpg


アイスクリームを求めて集合  Town Squareの広場
夏場の八甲田山の彷徨?_b0188828_1453665.jpgTown Squareはさながらミニタウン。宿泊者が生活に必要な物はほとんど全て揃ってました。郵便局、ピザ屋、レストラン、スポーツバー、アイスクリーム店、パン屋、ギフトショップ、コーヒーショップ、サンドイッチ屋、不動産屋、ミュージックホール、本屋、ビデオレンタル、玩具屋、教会、会議室、グローセリー、野外劇場、マウンテンバイク.レンタル,等など。ここのアイスクリーム屋さんで、アイスクリームを買って一緒に集まりしょうということでした。行って見たら、もう延々と長い列ができていて、少し列が切れるまで待ちながら、お友達と今日何処に行ったかの報告会。ここの広場には沢山のツバメが巣を作り、雛のために餌を取っては与えるために空を飛び回っていました。
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嬉し恥ずかしのフォークダンス
夏場の八甲田山の彷徨?_b0188828_0554273.jpgその後、夕方の8時過ぎに外に集まり、みんな何をするのかなあと思案気の中で始まった以外ともいうべき、ベアでのフォークダンス。もうみんないい年ですけど、恥ずかしながらも楽しく踊る一時でした。こんな家族と共に泊りがけの催しは、10何年以来の珍しいことでした。いい思い出になりました。それと同時に、それぞれ家族同士の付き合いが10年を越えて長い割には、全然相手の事を知らなかったけれど、色々と話す中に自分の知らない事が沢山出てきて非常に感慨深かったです。忙しさの中に埋もれても、色々と席を設けて話す機会を作らないといけんなあと感じたです。
by nhajime3 | 2009-07-02 06:30 | 旅行
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