この前行ってきた遊園地のお話です。最近帰りが夜12時位と遅くて、ちょっと書いては、もう疲れた、もう駄目といってバタンキューを繰り返していたら、書き上げるのに10日ほどかかってしまいました。
何時もは東の海岸のビーチを目掛けて、車を走らせることが多いのですが、今回は西の内陸部に足を伸ばしました。そこには、アメリカを代表するSIX FLAGS NEW ENGLANDという巨大な遊園地があります。参加者はもちろんスリルを何よりも求める子供達、そして子供達のドライバーとしての大人達。今回は、朝は5時半起きで、7時半から8時半までに会場の駐車場に着けば15ドル駐車料金が駄々になるという事でイソイソと出かけました。 AAA(American Automible Association)の特別メンバーシップの割引サービスで、40ドルの入場券が26ドルにセイブされ、さらに、メンバーシップ用ということで、一般10時開店のところ、9時に会場内に入ることができました。色々乗り物に余り並ばなくても早く乗れるという特権です。ジェットコースターに乗ったことがあると思うけど、こんな大掛かりの遊園地は始めての経験ですね。 中に入って見ると、遊園地という機械的響きからは遠く離れた、なんか御伽噺のお店や西部劇風のお店の背後に各種のアトラクションの乗り物が控えている感じでした。ちょっと色々と乗り物を物色して記念撮影。 午前の部 ジェットコースターにチャレンジ SIX FLAGS 内の見取り図の一部。この地図の右上は特大恐怖のジェットコースター、 右横はウォーターパーク。 会場の中心地に位置していたScreme(#9)という三棟立てのアトラクション。20建てのビルに相当する高さから、人が悲鳴を上げて落ちて来ていました。これは、一目見て“これはないな!”と諦める。垂直に急速度で落ちてきていて、いかにも恐ろしそうだった。流石に、子供達も誰も乗ろうと手を上げる子はいなかった。 手始めの乗ったのがCATWOMANのジェットコースター。(写真なし) ほとんど下り勾配もない可愛いジェットコースターでした。それでも、下るとき恐ろしくなり、目を閉じながら、ターザンのように “ワォー、ワォー”と奇声を上げていたら、“あれ、もうー”という感じで終わりました。 次はJOKERS WILDCARD(#1)。邦子さんと一緒に乗りました。これはジェットコースターほど怖くないだろうと高を括っていたら、これも上下左右斜めに振り回されてえらい目に会いました。二人で、また“ワォー、ワォー”と吼えていました。 10時なり、一般客が大量に押し寄せてきたので、慌ててThunderbolt (#2)という木造のジェットコースターにのる。木造だから、彼方此方にガタがきていて、時々思いがけないショックを受ける。子供達は万歳スタイルで両手を上げ嬌声を上げる傍ら、私はしっかりと手すりにしがみ付いていました。後で、息子に“何で両手を上げるんだ?”と聞いたら、手を上げていた方が状態が不安定で、スリルをもっと味わえるからという最もな答え。この答えを聞いて、"負けた”と子供達に降参しました。 次は、Pandemonium(#3)という座席もくるくる回転しながら走り回るコースター。これはそんなに怖くはないのではと思っていたら、鋭い切り込みで後ろ向きに激しく斜めに落ちていく。飛び出た障害物にぶつかりそうな恐怖。ほんとうに、どれもこれも一筋縄ではいかない位スリル満点を味わえるように作ってあります。 最後に乗ったのCyclone(#5)というジェトコースター。木造作りで最大規模で最古のもの。大人二人に一緒に乗らんかと尋ねたら、心臓に悪いからということで辞退され、では、私がチャレンジして乗ってあげようと意地で飛び乗る。でも、乗ってから、“これは乗るべきではなかった!”と後悔の念が沸きました。途中で飛び降りたくなっても後の祭りです。ジェっトコースターがコトコトと頂上まで登っていくまで、徐々に恐怖心が高まる仕組み。頂上から真下を見たら、英語で言ったら”Oh, My God”、日本語なら“冗談はよしてくれ!”の世界。その後は絶叫の時間。頂点から下り坂をジェットコースターが勢いよく降りていくというより落ちていく感じ。一応、安全ロックのバーはあったけど、年代物でガタがきていて、隙間だらけ。落下の急速度で自分の体は中に浮きながら、シートベルトで引っ張られて落ちていく恐怖。 飛行機から落ちて、もがきながら落ちていくのは、あんな感じなんだろうと体験しました。シートベルトが切れたら(そんなことは滅多にないでしょうが)、外に投げ出されるから、必死に手すりを掴みながら、恐怖の高笑いを発していました。子供達は余裕で、両手を挙げ、歓声を上げ喜んでいました。ジェットコースターが所定の場所に戻って、足場があるというのはなんと言えない安心感を感じました。子供達の感想は終わったあとの開放感が何ともいえないと言っていました。私もジェットコースターにチャレンジして乗りましら。でも終わったあとの何ともいえない嫌な思い。拷問を受けたような感じしか残らず、楽しくなかったです。スリルを楽しむ年はとうに過ぎてしまっていました。 午前中の最後のアトラクションは、Blizzard River(#4)というボムボートによる急流下り。入り口のサインにこのアトラクションは濡れるかもしれませんと書いてあり、じゃ海水パンツがなくても大丈夫かと飛び入り参加。途中、滝や急流にぶつかっては波しぶきをあび、濡れまくる人、頭の上から滝の洗礼を浴びた人を見て、思わず笑いがこみ上げる。ゴールが真近くに見えてきて、自分はぬれなかったなあと安堵していたら、最後は巨大な滝の中を全員が通過。なんのことはない、このアトラクションは全員が必ず濡れるように設計されていました。 更にこの近くにも、世にも恐ろしげな拷問器具が沢山ありました。でも、こんなの全部乗ったら、心臓がいくつあっても足りません。でも、あのゴンゴラだけは乗りたかったけど、乗り物待ち場は人だかりで断念。 #6:巨大なシーソーです。でも、このシーソー、鉄棒の大車輪みたいに前にも後ろにも大回転します。 #7:巨大なブランコみたいに、空中に放り出されます。 #8:普通のジェットコースターみたいですが、登りきった所から今度は後ろ向きに思い切り落ちていきます。 午後の部 ジェットコースター郡からウォーターパークに移動: 点線の内側がウォーターパークの見取り図。この地図の上が心臓が飛び出そうな恐怖の ジェットコースターが並んでいる悪魔の園。 昼近くになったので、その辺の高いだけのアメリカンランチを食べました。この頃になって、気温がぐんぐん上がり、この夏一番の最高気温を記録。といっても30度ちょっとですが、それでも、もうジェットコースターは止めて水浴びにしようということで、ウォーターパークに移動。ここにも様々なウォーターアトラクションがありましたが、子供達は人口海水浴場で水遊びに夢中。午後になって更に暑さが増し、午後になってからウォーターパークに涼を求めて人が津波の如し、海の歩行者天国みたいに、人と打つかって歩きにくくなり、遊園地がまったく海水浴場へと変身しました。 何時もは夢を見ても覚えていない私も、この日の思い出が鮮烈だったのか、夢の中でジェットコースターに乗って、叫びまくっている自分がいました。
by nhajime3
| 2009-08-09 00:36
| 生活一般
|
フォロー中のブログ
エキサイト以外のブログ
最新の記事
ブログパーツ
以前の記事
2024年 01月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 09月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 more... カテゴリ
全体 生活一般 日記 地域活動 社会情勢 旅行 ドラマ IT 環境.科学 医療. 健康 スポーツ 教育 自然 グルメ 車 イベント 教会. 宗教 会社 歴史 製品寸評 家族 大学 金融 携帯電話 世界情勢 未分類 検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||