もうすっかり寒くなり、もう夏は終わりましたねという8月の初旬の日曜日。最近の日曜日は、ずーと野外礼拝、それも海辺、自然公園、ボストン、そして先週もまたロードアイランドのビーチ礼拝。先週は車が壊れて家でくすぶっていましたが、久しぶりに地元に戻って礼拝に参加してきました。
昨日土曜日の夜10過ぎに、悠々と長風呂(いつも小説を読みながら浸かっているので一時間位掛かるんですが)でゆったりしていたら、■■さんから、明日の礼拝で、5月位以降のコミュニティー活動をみんなにスライドショーとして見せてあげたいから、各イベント毎に100枚くらいの写真をピックアップしておいてと頼まれました。それで、今まで取り捲った膨大な写真ファイルから、適当に見繕ってまとめてCDに焼き付けが終わったのが、朝の3時過ぎ。それから、休もうとしたら、中々寝付かれずにウトウトしていて、眠ったのやらと思っていたら、もう目覚ましがなり、寝たのか寝なかったのか分からないウトウト状態で、朝8時半過ぎには、何時ものWYCに出かけました。作ったイメージCDを若いお兄ちゃんに上げて私の役目は終わり。彼も、今回は時間がないのでムービーメーカーでとりあえず作りました。でも自分で選んだ見繕った写真集、登場人物に偏りがありすぎて、出てこない人も多く、恥ずかしくて見ていられなかった。コミュニティーの広報担当は、次からは色々な人の写真のポーズを撮り、満遍なく全ての人にスポットライトを当てねばならないですね。 野菜当てコンテスト: その後は、地域の子供達が野菜栽培の体験の為に餓えた臨時野菜農園?をみんなで興味深く見ては、これはこれだろう、いや違うのではと、それぞれ各自の推測に花を咲かせました。6月くらいに始めて見たときには、まだ葉っぱだけで、ほとんど全然なんの野菜のことやら分からなかったけど、二ヶ月もたつと立派に大きくなっていました。日本の実家では、農家出身の人が多いこのコミュニティーでも、日本で鍛えた野菜知識では世界の野菜の種類を判別することまで至らなかったです。 この野菜を見て日本人は全員、普通のキャベツじゃという結論に達しました。どう見てもキャベツに見えるからね。そこに、一人の韓国の人が来て、これはアフリカン.キャベツで、自分がミリタリーサービスにいた頃、普通はチャイニーズ.キャベツでキムチを漬けるのだけで、軍ではこのキャベツでキムチを作ったから不味くて食べれなかったと零していました。日本人達の自信が揺らぎ始める。更に、そこにフィリピンの女性がやってきて、これはコラードグリーン(Collard Greens)といって、アフリカ人が好んでたべるキャベツの一種。普通、スーパーで売っているキャベツより葉肉が厚くて、ホウレン草より苦味と歯応えがあって炒めてもあまり、しなしなにならず、何時間も煮込まないと中々食べれないというつわもの。試しに葉っぱに触って見ると、団扇みたいに厚い。アメリカ南部で好まれる野菜で、抗ガン効果が他の野菜より極めて高く、抗酸化作用、免疫システム向上という優れた機能をもつ注目の野菜だそうです。 これも極めて多種多様の意見がでた代物。この野菜を見て、ある人は茎が大きいから大根じゃないといい、そこに福島の農家出身の人が来て、これは「わさび」ですねと結論づけました。でも、愛知の実家が農家の人が来て、これは「わさび」ではない、「わさび」は清流で育つもんだから、こんな水もない所では育たない、自分は実家で「わさび」を栽培していたからわかるんだと言いました。そこに、さきほどのフィリピンの大老がやってきて、ホースラディッシュ(horseradish、和名はセイヨウワサビ)と軽く一言。私もよく分からないので、家に帰ってインターネットで、「わさび」の茎の写真を生まれて始めてみて感動。うちの奥さんも、チューブ入りの生わさびの姿しか見たことがなかったので、雑学博士の彼女も一言もありませんでした。栽培は非常に容易。生命力が強く、根の断片を土中に埋めるだけで容易に発芽し、葉っぱを昆虫に食われまくっても枯れてしまうことがないという如何にも西洋向きです。 後は野菜に無知な私でも分かるトマトとブロッコリー。ブロッコリーはたった二つだけ咲いていました。トマトは、赤くなったら直ぐにもぎ取られて配送される途中に赤くなるとのこと。だから見かけは完熟しているみたいだが、中身は美味しくないとのこと。スーパーで売っているのは、その不味い見せ掛けトマト、と群馬の農家出身は言ってました。彼の家でも、いまトマトを自家栽培していて、赤くなって食べごろだなあと思っていても、何時リスの食われてしまうと零していました。山梨の農家出身は、完熟したトマトは薄く皮が剥けるだよとも。ここは、何か農家の集まりみたいな所です。 でもどうしても分からないの野菜が一つ。レタスのようにも見えたけど、レタスにしては水分が少なそうで、葉っぱに勢いがありそうです。 全てが順調のように見えた野菜花壇でも、二つほどの花壇は全滅していました。原因は不明です。土壌が適していなかったのか、野晒しの所に置かれていたから、日差しが強すぎたのか、雨に祟られすぎたのか、分からないですね。ただ、言えるのは、そういう場合に備えて、人間が愛情を持ってよく世話してあげなければならないですね。今、巷では「Hachi 約束の犬」の映画が上映されていますが、人間の愛情が通じるのは、動物世界だけではなく、植物世界でも、鉱物世界でも、愛情に応えるレベルこそ違いますけど、ちゃんと通じるようになっています。
by nhajime3
| 2009-08-11 05:32
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