最近、ブログ友達のところでアメリカでは決してお目にかかれないだろうと自分では思っている記事をみて唖然としました。タイトルは「ダンボールコンポストで堆肥を作ろう」という話です。その中で、バクテリアの話題が出てきて、バクテリアって凄い生き物なんだよねって思っていました。アフリカや中国の砂漠化をストップさせるのに、ある種のバクテリアを使って砂をコンクリートのような硬い砂に変質させて、あちらで利用できる住居財として使おうとしている計画もあるし、文字道理人食いバクテリアもいるし、海上汚染した油膜を食うバクテリアもいるという恐ろしいほどの利用性があるなあーと一生懸命調べては、何時か公開しようと非公開でセーブしていたと思っていたら、何のことはない既に公開していました。しょうがないので公開しながら書きました。
日本は世界有数の森林国 日本の森林は約2500万haあり、そのうち約1300万ha(約5割)が天然林、1000万ha(約4割)が人工林、残りが無立木地、竹林などです。国土面積に占める森林面積は約66%(森林率約7割)で、先進国の中では有数の森林大国です。国土面積に占める森林面積を森林率といいます。国連食料農業機関(FAO)が公表しているデータでは日本の森林率は68.2%(※)。つまり国土の7割は森林ということになります。日本の森林率は先進国の中では、フィンランドに次いで2番目。世界でも有数の森林国と言えます。ちなみに世界の森林率の平均は約30%です。日本は資源のない国とよく言われますが、森林資源については乏しいわけではなく、実は使われずにいるというのが現状です。人工林は1,000万ha、 ほとんどが針葉樹林 昭和20年~30年代には、日本では戦後の復興等のため、木材需要が急増しました。しかし、戦争中の乱伐や自然災害等の理由で供給が十分に追いつかず、木材が不足し、高騰を続けていました。このため、政府は造林を急速に行なうため「拡大造林政策」を行いました。「拡大造林」とは「おもに広葉樹からなる天然林を伐採した跡地や原野などを針葉樹中心の人工林(育成林)に置き換えること」です。伐採跡地への造林をはじめ、里山の雑木林、さらには、奥山の天然林などを伐採し、代わりにスギやヒノキ、カラマツ、アカマツなど成長が比較的早く、、建築資材等に利用できる経済的に価値の高い針葉樹の人工林に置き換えました。燃料革命により拡大造林が加速化 この拡大造林の時期は「燃料革命」と重なります。当時の家庭燃料は木炭や薪が中心でしたが、この時期には電気・ガス・石油に大きく切り替わっていきました。もともと農家周辺の里山の雑木林は、家庭燃料や農業に必要な肥料・飼料などの採取場所として生活に欠かせないものでした。また、都市に薪や炭を供給する役割も持っていました。木炭や薪などのエネルギー源として利用されていた木材は、この燃料革命とともに、もはやエネルギー源としては時代に適さないと考えられるようになりました。 里山の雑木林等の天然林の価値が薄れたため広葉樹は伐採され、建築用材等になる経済的価値の高いスギやヒノキの針葉樹に置き換える拡大造林は急速に進みました。このスギやヒノキの木材価格は需要増加に伴い急騰しており、木を植えることは銀行に貯金することより価値のあることのように言われ、いわゆる造林ブームが起こりました。この造林ブームは国有林・私有林ともに全国的に広がり、わずか15~20年の間に現在の人工林の総面積約1000万haのうちの約400万haが造林されました。 木材の輸入自由化とともに日本の林業は衰退 この燃料革命と同時期の昭和30年代、木材の需要を賄うべく、木材輸入の自由化が段階的にスタートし、昭和39年に木材輸入は全面自由化となりました。国産材の価格が高騰する一方で外材(外国産の木材)の輸入が本格的に始まったのです。外材は国産材と比べて安く、かつ大量のロットで安定的に供給(一度にまとまった量を)供給できるというメリットがあるため、需要が高まり、輸入量が年々増大していきました。しかも、昭和50年代には、変動相場制になり、1ドル=360円の時代は終わました。その後、円高が進み、海外の製品がますます入手しやすくなったのです。 これらの影響で、昭和55年頃をピークに国産材の価格は落ち続け、日本の林業経営は苦しくなっていきました。昭和30年には木材の自給率が9割以上であったものが、今では2割まで落ち込んでいます。日本は国土面積の67%を森林が占める世界有数の森林大国です。しかしながら供給されている木材の8割は外国からの輸入に頼っているといういびつな現状になっています。 さらに国産材の価格の低迷によりさまざまな問題が引き起こされました。現在、間伐を中心とした保育作業や伐採・搬出等に掛かる費用も回収できず、林業はすっかり衰退してしまいました。間伐をはじめとする森林の整備(手入れ)を行ったり、主伐(収穫のための伐採)を行っても採算がとれず、赤字になってしまうのです。 ここで何故、環境保全に間伐が必要なのかという問題ですけど、参考に下の資料を見てください。 森林(林地)に苗木を植えてから15~20年位経ち、木々が成長してくると、林の中が混み合い、隣どうしで枝葉が重なりあうようになります。この状態ではそれ以上枝・葉を広げることは難しくなり、お互いに成長を阻害してしまいます。そこで、一部の木々を抜き伐ることにより枝葉を広げる空間をつくってあげます。残された木は枝葉を広げることができ、より多くの光が降り注ぐようになって、健全に成長することができます。このように混み合ってきた林の木々の一部を抜き伐る間引き作業を「間伐」といいます。 ![]() 間伐を行わない暗い森林では、地表がむき出しとなり、雨などとともに土が流れ去り、根までが、むき出しとなります。こうなると、土砂崩壊等の山地災害が起きやすい森林となってしまいます。 ![]() 森林の持つおもな機能: 森林は木材やきのこなどの林産物の生産ほかに、渇水や洪水を緩和しながら、良質な水を育む水源涵養(かんよう)機能、土砂災害の防止、二酸化炭素の吸収・貯蔵をはじめとする地球環境保全などさまざまな機能を持っています。 水源涵養(かんよう)機能 ~森林は「緑のダム」~ 森林の表土には、落葉・落枝などの多くの堆積物があり、そこに多くの土壌生物が生息し、堆積物を分解しています。土壌生物の働きにより、森林の土壌は、孔隙と呼ばれる大小無数の孔を持つスポンジのようになっています。そのため雨水をすみやかに地中に浸透させる働きがあります。この機能により雨水はゆっくりと河川に流されることから、洪水や渇水が緩和されます。そのため森林は「緑のダム」と呼ばれることがあります。また、雨水が地中に浸透する過程で水を濾過(ろか)したり、化学物質を吸い取って水を浄化しています。さらに、岩石の間を通ることによりミネラル分を含むようになり、いわゆる「おいしい水」を私たちに供給してくれます。 土砂災害防止機能 ![]() 森林は、表土が落葉・落枝などの多くの堆積物で覆われており、草や低木などが生えているため、降雨などによる土壌の浸食や流出が抑えられています。 森林と裸地を比較した場合、土砂が流出する量は森林では裸地の1/150という報告があります。 生物多様性の保全機能 ![]() 森林には、鳥類、昆虫類をはじめとする多くの野生動植物が生息・生育しています。森林は遺伝子や生物種、生態系を保全するという機能を持っており、これを「生物多様性の保全機能」と呼んでいます。 地球環境保全機能 ~地球温暖化防止機能~ ![]() 地球温暖化をもたらす過剰な二酸化炭素を森林は光合成により吸収し、貯蔵します。日本の森林が光合成によって吸収する二酸化炭素は年間約1億トンで、これは日本における二酸化炭素排出量の約8%、国内の全自家用乗用車の排出する量の約7割に相当します。 そして放置されたままの日本の森林面積のほぼ半分を占める人工林(針葉樹林)が今度は森のエコサークルに「日本の山から野鳥と川魚が消えていく」という大きな問題を問いかけています。川で魚釣りをする人、特に山奥のわけいって源流までの魚を追い求める時、環境が大きく変化しています。川は魚が激減し、野鳥も減り続けています。野鳥や川魚が減った原因は、環境破壊だと言われています。中でも一番の元凶は、国内の広葉樹林を伐採し、無計画に杉林に変えてしまったことです。杉は山に光を入れません。光を入れるには、間伐を計画的にこまめに行わなくてはなりません。 森林のエコシステム(食物連鎖) 生産者(せいさんしゃ)である植物が作った葉や実を、消費者(しょうひしゃ)である草食の昆虫や小さな動物が食べます。その昆虫や小さな動物は肉食の大きな動物に食べられます。生産者である植物の落ち葉や枯れ枝、消費者である昆虫や動物たちの死体は分解者(ぶんかいしゃ)である微生物のえさになります。こうした、生き物たちの関係を食物連鎖といいます。ちゃんとミミズやバクテリアが人間を養っているから人間も大きい顔をしていられるません。 ![]() ![]() 土の上に落ちた葉や枯れ枝、動物のふん、昆虫の死体などはダンゴムシ、ミミズなどの土の中の生き物が食べ、小さくくだかれます。それが微生物(びせいぶつ)によって分解(ぶんかい)され、植物の成長に欠かせない養分として土にもどされます。これらの生き物たちは分解者(ぶんかいしゃ)とよばれています。 ![]() 杉の成長を野放しにすれば、密林状態となり、太陽の光が入らず草が生えなくなってしまいます。すると、土の中のバクテリアなどの微生物が死んでいなくなり、ミミズや昆虫が住めなくなります。虫がいなくなれば、その虫を食べている川魚も減ります。そして川魚や昆虫を食べていた鳥がいなくなり、結果、山は死に絶えてしまうわけです。 バクテリアを殺すな! 「土壌の汚染=バクテリアが死ぬ」ということです。 食物連鎖からしても、バクテリアがいてこそ人間が存在できるほどなのです。バクテリアは土壌にいて、森林のブナ、クスギ、カエデなどの枯葉や木の枯れたものを腐食分解します。その過程で、有機酸(有機アシッド)が生成されます。その酸が砂や岩石を溶かし土壌の中のマグネシウムやカルシウムといったミネラルをイオン化させます。そのミネラルがさらに水に溶け込み川に流れ、川から海に流れます。そして海中のミネラルは栄養素として、海藻や貝を育てそれを食べる魚を育てます。 食物連鎖の元を断ってはいけないのです。循環の最初の部分であるバクテリアを殺すことは、ミネラルを枯渇させ、土壌を貧弱にし、川を貧弱にし、海を貧弱にしてしまうことになります。ミネラルの少ない土壌では、栽培する野菜を栄養成分の少ない、水っぽいものに変えてしまいます。それは食べ物の質が落ち、食べ物の種類も減ることなのです。そして食物の質が落ちると、食する人間の体も弱くなります。 最近の記事で中国が失った森林を20年かそこらで回復させる為に、大量の杉を植樹すると言ってました。何にも日本の教訓を学んでいないんですね。
by nhajime3
| 2009-11-21 13:35
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