このコミュニティーでも色々な形で社会活動をしてます。この前、軍の病院に日本文化紹介ということで巡った日本人の奥様の集まり「桜の会」、色々な教会を訪問している「聖歌隊」、それに各家庭毎の様々な活動等など。 でもその中でも一段と精彩を放ち特に激しく活動してるのが、このWAITの子供達。各地のイベントに積極的に参加してきました。歌とダンスと劇などのパフォーマンスを通してしAIDSの危険性を訴え、ファーストキスは未来の相対者の為に取っておきなさいという純血主義に基づく理想家庭構築の趣旨に賛同して集まった子供達です。徴兵制ではなく志願制ですから趣旨に賛同する人なら誰でも参加活動できます。一応ティーエイジを主体とする集まりですが、18歳が丁度人生の変わり目、大学に行ったり、就職したりしてWAITを卒業する時期にも当たります。毎週土曜日には練習があり、各地のローカルなイベントに参加し、キャンプ、スポーツ、ファンドレイジングなど文字通り寝食共にしてきた間柄ですね。今から3年位前に、この町にもこのWAITの支部ができ、今回始めて四人の卒業生を見送りました。 何か違った意味での学校みたいですが、在校生が新たな旅立ちをする4人の卒業生に歌のプレゼント。在校生を代表して送る言葉を読み上げてましたが、途中で込上げる嗚咽でまともに卒業生の顔を見て話すことができなくなり後ろ向きで読み上げてました。その後、父兄代表から餞の一言、WAITのワシントンDCの代表から “卒業おめでとう。でもこれで卒業したわけではなく、今まで習った奉仕の精神を大学で、会社で実際に活用する実践の場となるから頑張りなさい。奉仕の精神こそ、人から真の信頼を勝取り、幸福な人間関係を築いく「PEACE CREATOR」としての源になりなさい。”と激励の言葉を貰ってました。 その後、卒業生一人一人に、在校生からのメッセージが入った大きなカード、本人の似顔絵入りのT-ShirtとDVD?みたいなもの。卒業祝いのケーキカットと父兄を交えて記念写真。自分に渡されたカードをじっと見つめている姿が印象的でした。何時でも会える永遠の別れでもないけど去っていくもの悲しさは私には拭いきれなかった。でも、この場に参加しなければ感じなかったかもしれないけど、本当の強い心情の絆で結ばれていました。濃密な思いで部屋中に充満していました。そういう思い出が沢山詰まった時をこの子供達は共に過ごしてきたのかと思うと、言葉では表せにくい思いで自分も胸が一杯になりました。淡白な人間交流の多いアメリカで、この思い出は何物にも代え難い財産になったのでは。
by nhajime3
| 2010-05-29 03:22
| 地域活動
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