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Walk for Hunger

5月の第1日曜日、マサチューセッツ名物のThe Walk for Hungerの日。20マイル(約32キロ)走破を目指す4000人以上のwalkerが参加した、マサチューセッツ州飢餓民救出の為の大々的な1日だけのFundreising(基金集め)。

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Project Bread's 43rd Annual Walk for Hunger in Boston

Walk for Hunger_b0188828_701261.jpg主催者はProject Breadという組織で、マサチューセッツから飢餓をなくそうということで、様々なプログラムを考案しています。元来は、学校にっている子供たちのランチメニューの改善、夏休み時の朝食、ランチの無料提供あどから、老人、貧困家族、移民家族がどうしたら充分な食事が確保できるかの情報提供してます。

最近の失業率アップでリストラされたり、家を失った人、さらに医療費の高騰などで、マサチューセッツ州の約10%は食事も満足に食べれない貧困層(66万人)。これは昨年より20%アップしてます。今回のイベントを通じて、企業、大学、教会、各団体や個人から寄付された約3.6ミリオン$は、400以上の関連のフード供給団体に振り分けられるみたいです。

Walk for Hunger_b0188828_11131657.jpgマサチューセッツ州は所得ランキングでは、全米で上位3位なんですけど格差があるみたいで貧困層が12%います。結構、東欧とかアジアからの移民が多いです。10年位前、ここに引っ越してきた時は、家賃も安くて済みやすかったのですけど、それから住居費がロケットシャトルみたいに急上昇して住み難くなりました。奥さんの話では食料品の値段もニューヨークより高いみたいです...?

この20マイル徒歩にはちょっと参加するには自信がないです。歩き終わったら日頃の運動不足が祟って心臓麻痺で倒れそうです。でも参加する人は楽しそうに参加してます。慈善じゃとかな悲痛な顔してやってないし、楽しんでやってます。楽しんでやるのが長く続く一番の秘訣なんでしょう。もちろん、アメリカ人は日本人みたいに驚異的な忍耐力がないから嫌いなことにはすぐ根を上げるということが一番大きいかもしれないです。

Walk for Hunger_b0188828_11221465.jpgアメリカは子供を本当に宝物のように大事にします。幼児虐待などしようものなら簡単に親から取り上げてしまいます。それだけ未来を作る子供に期待しているのでしょう。杉良太郎さんもベトナムの施設をを訪問したとき、子供たちに何が欲しいと尋ねたら、父親が欲しいといわれ43人里親になって目を細めていました。そんな家無き子の為に家を提供する企画「Walk for the Homeless」が2週間後に地元であるから、それまで英気を養っておかねば!
by nhajime3 | 2011-05-01 06:11 | 地域活動
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