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話題の3Dプリンターの原理

新たな産業革命の突発点にもなるのでは話題になってる3Dプリンター。
今までは試作用限定でしたが、いよいよ大量生産ができる汎用品になってきました。
大昔の部品加は、熟練した職人の手によって一個一個作っていました。その機械にコンピュータが導入され、コンピューター.プログラミングを通して、加工精度の制御が飛躍的に上がり、大量生産の幕開けとなりました。


金属と金属がぶつかって削り合う時代

原則として材料は削り落としてい場所は捨てる。メタルとメタルがぶつかり合うので、機械が消耗や故障したり、工具類も摩耗するから新しいものが必要。プレスの金型も年とともに摩耗するから定期的に新しく作らないといけない。生産以外のメインテナンスにも手間暇が掛かりました。

①切削加工:
工作機械などで、角材や丸材の材料を削って作る

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②プレス加工:
プレスとは、凸型と凹型の工具(金型)の間に板状の材料を挟みこみ、機械で強く押さえることにより、製品の形に成形したり、曲げたり、穴あけやカットなどをする加工法



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写真提供:三豊工業株式会社
〒431-1112 浜松市西区大人見町3178

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資料提供:ユニプレス株式会社



メルティングポットの時代

部品を削り出して作る時代から次にきたのがMoldingという型にはめて作る作業。最初はプラスティックが圧倒的に多かったけど、段々と鉄まで使用範囲が広がってきました。工作機械を使う製法よりコスト的に安く、より大量生産に向いていますが、一歩間違うと大量スクラップが出やすい。

③射出成形(軟化する温度に加熱したプラスチックや金属を金型に充填して、圧力を加えて成形する。)

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写真提供:日東光学株式会社


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資料提供:瑞穂化成工業株式会社


第3の接着療法の時代


今までは工作機械を中心に産業が回ってきましたが、3Dプリンターの登場によって長らく市場を支配してきた主役の位置を徐々に降りていく日が近続いてきたような感じです。その主役の退場によって、それを補助してきた機械、電気.電子軍団も連なって舞台から降りていかざるを得ないのでは思います。産業構造が劇的に変わっていくのでしょう。

その分かったような分からないような「3Dプリンター」について、ダイヤモンド社から詳しく説明してる記事がありました。 「3Dプリンター」の極めて初期の段階の記事ですけど。読んでみて、あー!、そうなのかと納得しましたけど。

「話題の3Dプリンターの原理がいまいちわからない人にざっくり解説! 」
by nhajime3 | 2014-11-06 04:11 | IT
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