今日何気なく覗いていた記事に、iPhone 7Plus以外のiPhoneでデジタル一眼レフカメラのように、背景をぼかして被写体をクッキリ浮かび上がらせる方法として、iPhoneのAF(オートフォーカス)機能を使っての方法を紹介してました。
実際に自分も試してみたけど、やはり確かに少しはボケてるけど、ほとんど感心しない仕上がりに終わりました。最近は手頃なiPhoneで写真を撮ることが多いから、それではiPhoneカメラで背景をぼかせり無料のアプリを次の五つほど試してみました。有料で評価の高いアプリもあるけど。なんか五つ星評価を下さねばアンロックさせてくれない卑怯なアプリも結構ありました。 ❶ BlurCamera ぼかしカメラ(Sttir Inc.) 無評価 ❷ Adjust Focus(Xionghui Liu)3.0 ❸ Photo Focus Effects(Niu Lixuan)4.5 ❹ BlueEffect(Kaleidoscope Inc.) 無評価 ❺ Tadaa SLR(menschmaschine Publishing GmbH)4.5 ❻ Pixlr Express(Autodesk Inc.)4.0 原元の写真は、私のサプリメント軍団の写真です。これに各アプリがどのように、ぼかしを表現してくれるか試してみました。既に後ろのキャノンのプリンターは少しボケ気味ですけど、やはり写真全体は遠近感のない薄べったい写真になってます。 ボケ加工前 ❶ BlurCamera(ぼかしカメラ) 広告入りで、極めてシンプルと言うか、シンプル過ぎてほとんど何の機能もない。 ◆ 消しゴム機能:なし戻し(Undo)ボタンで消す ◆ ボケの濃淡調整機能:なし ぼかしたいエリヤを指でなぞるだけでぼかすという他のアプリとは使い方が反対で、手間が掛かる。ボケが強すぎ、見栄えも汚い。ぼかしサイズというのは、ぼかせる線の太さい。編集が終わったら保存ボタンを押すと、加工された画像がカメラロールに保存される。 ❷ Adjust Focus 最終仕上がりは上出来。無料だからしょうがないけど、広告が目障り。操作方法がちょっとトリッキーで分かりにくい。編集したい写真をローディングし、ぼかしの程度を決め、クリアにしたい箇所は指でなぞる。Saveボタンを押すと、編集画像がカメラロールに保存される。Shareはメイルで画像送信だけ。メニュー選択数が少なく、加工前と加工後を比較する機能は無料版には付いていない。 ❸ Photo Focus Effects 評価の高いアプリ。ただ、機能が豊富過ぎて、ごちゃごちゃになってどう使うのやらと戸惑うことが多く、却って使いにくくて、もう結構という気になった。もう少し機能を絞ってシンプルにしたら良かったかも知れない。 ❹ BlueEffect 無評価なのが不思議なくらい洗練されたデザイン。 1. ぼかしモードの変更、 2. 加工前の写真との比較、 3. ぼかしエリヤの反転。 距離(ぼかしエリヤの拡大/縮小)、強さ(ぼかしの濃淡)。画面をタッチすると、二重の輪が表示され、中心にいくほどクリアになる。中心に触ってボケ箇所を動かしたり、外周の丸い円をタッチして変形することもできる。 ❺ Tadaa SLR 一眼レフ並みの背景ボケ写真が撮れるアプリとして有名。機能としてはそんなに豊富ではないけど、無駄なく有意義な機能を揃えています。弱点としては、ぼかしの反転機能、小さくぼかしたい箇所を選ぶのが困難。 1.マスキング処理 撮影後あるいは写真アルバムからローディングするとにMask画面に移行する。ぼかさないエリヤをを指でスワイプし塗りつぶします。この時、Edgesオンにしてあると、あるていどはみだしても自動的に淵を見つけてマスク処理してくれます。特にハミ出た箇所は消しゴム(Erase)で消します。 2.ボカし処理(Blur & Bokeh) Nextを押すと、ボカし処理画面に映るので、ボカし方法を選択する。選択肢は四つあります。 ● ALL:マスク処理した以外の箇所全体を均一にボカす。 ● Circular:指定した箇所を中心に、放射線状にボカシが強くなる処理 ● Linear:指定した範囲を上方向にボカしを強くする処理 ● Off:全体をボカさない。 円全体あるいは円の中心だけを移動、あるいは回転、変形することもできます。 3.写真編集(Edit Photo) Applyを押すと、写真編集画面が現れる。Focus, Filter, Adjust, CropやVignetteなどのメニューがるが、Filter機能が一番使い道が多いみたいで、その中からBerlinフィルターを選んでみました。中々少し暗い雰囲気が味があります。 ❻ Pixlr Express ブラウザでも動きPhotoshop顔負けの画像加工アプリPixlr Express。ボケ写真編集アプリというよりは、完全な多機能の画像編集アプリです。ちょっと複雑で、ちょっと ”Too Much”ではと言いたくなります。 アプリを開くと、「カメラ」、「ギャラリー」と「コラージュ」の3つのボタンが表示されます。 取りあえず写真をローディングすると、ギャラリーから画像を選択すると写真編集メニューが表示されます。 1.「調整」:色の編集、切り取り、回転などの写真編集ができます。 2.「ブラシ」:手書きなどのブラシ効果。 3.「エフェクト/オーバーレイ/スタイル設定」:エフェクト、飾り付け、ボケ模様を選べます。 4.「窓枠/スティッカー」:写真のフレームやスティッカーを選べます 5.「タイプ」;文字の書き込み ボケ編集するには、左端の調整ボタンを押して、ツール画面を呼びだし、「ぼかし」メニューを選びます。 ぼかし画面には、次の3つのメニューがあります。 1.ぼかし:全体を均一にボカす。 2.円形:指定した箇所を中心に、放射線状にボカシが強くなる。 3.線形:指定した範囲を上方向にボカしを強くする。 4.カラーを調節(円形と線形メニューを選ぶと表示されます) 試しに円形を選んで、スクリーンにタッチすると二重の円形模様が表示される。外円と内円の大きさは二本指でピンチして変えられる。 自分の使用後の感想としては、iPhoneで気楽に一眼レフのような背景にボケを付け加えてくれる一番使いやすいアプリは、5番の「Tadaa SLR」ですね。簡潔で無駄がなく、シンプルだけど一応全ての機能が整っています。
by nhajime3
| 2017-01-21 12:16
| IT
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