先週の日曜日のマンハッタンへ行ってきました。その前日は眠れぬ夜を過ごしたけど、当日の朝はよく寝れて快適そのものでした。ニューヨーク市は、マサチューセッツ州に移ってくる前に、10年位住んだ町で本当にいい町です。夜明けを感じさせるというか、居るだけで人々に希望を与える力強さが町にあります。ここから3時間位のドライブでいけるから、行こうとしたら日帰りコースですけど、中々なんかきっかけがないと重い、重い腰が上がりません。でも、今回は、教会の特別イベントとしてマサチューセッツ州に住んでいる人も特別御招待ということで、バスで行った人もいるし、私たちみたいに相乗りして車で行った人もいます。年取ると腰が重くなって困ります。急に動こうとすると、ギックリ腰になるしね。(笑)
マンハッタンの会場光景 礼拝が始まるのは午前10時からでしたが、随分早めにニューヨークに着きました。まだ、一時間余り時間があったので、ハドソン川の高速の脇に車を止めて一休み。ハドソン川に浮かぶ空母やボートを見たり、何時も行くNJ側のMITSUWAはどの辺かなあと眺めていました。ニューヨークは金融危機以来、元気がないかなあと思っていたら、とんでもない、あちらこちらで新築ビルの建設ラッシュで、改めてニューヨークの底力に感服しました。 NJ州サイドにある高級住宅街。マンハッタンを リバーサイドパークに係留していたボート郡。 見下ろせる位置にあるから家賃高いです。 あの大きいボートはいくら$なかあと二人。 第2次世界大戦で、日本軍の特攻攻撃に堪 マンハッタンのハドソン川サイド。今は再開発 えた米空母「イントレピッド」。今は海上 のラッシュの嵐に晒されている。 博物館として蘇る。 七階の会場に入ったら、コブクロの君という名の翼 のライブみたいに、“いくぞ、ニューヨーク”と言わんばかりに、ガンガンやってました。もう感激して、一階上の席のほうが写真を撮るには良さそうなので移動。更にもっと良い場所に移ろうと、目の前のコンクリートブロックを迂回せず、乗り越えようととしたのが運の尽き。乗り越えたと思ったけど、乗り越えていなかった。爪先が引っ掛かり前のめりに転倒。顔が地面にぶつかりそうで慌てて手を突こうとしたら、生憎その時手に持っていたのは、デジカメ、それもズームイン状態。彼は無残にもコンクリートに激突。衝撃でバッテリーカバーが開き、バッテリーとSDカードが投げ出される。もう一度全てを元に戻し、パワースイッチをON。 “電源が入ったぞ。壊れてないぞ!”と一安堵したものの、スクリーンには、レンズ.エラー(御臨終)という無慈悲なメッセージが残るだけ。 “あー、あー、折角、写真を撮りにニューヨークまで来たのに!”という溜息と共に、哀れ、CANONの短い生涯が終わりました。 しかしながら、このままでは泣くに泣けない。思い余って、礼拝会場を抜け出して駐車場近くの張り紙にあったB&H Photo Video(9番通りと34番街)というカメラ専門店にデジカメを買いにいく。大体、大手のカメラ屋さんはユダヤ人が経営してるんですが、そこもやはり頭に小さな帽子を被ったユダヤ人の店でした。ユダヤ人は信用も重んじるから、値段的に少し高くてもアフターケアがしっかりしているから、好きな人が多いです。そこで買ったのが、CANONのSD970IS(日本モデル名はIXUS 990IS)というほぼ最新型。実は前のバッテリーがこのモデルしか合いませんでした。高い買い物だったなあと溜息ついて、会場に戻って見ると、満員御礼の立て札。もう会場に座席がなくて入れませんという無情の通達。その場にいたセキュリティーに、“私の友達が自分の席を確保してるんだ!”と何度文句を言っても馬の耳に念仏。イベントが終わる3時位までの4時間、会場から締め出され、一人寂しく、マンハッタンを彷徨する新たな旅が始まりました。 #
by nhajime3
| 2009-06-26 02:39
| 生活一般
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